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2016年7月

セイヨウタンポポ

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写真1はセイヨウタンポポ Taraxacum officinale VERA 2009

セイヨウタンポポ Taraxacum officinale Weber ex F.H.Wigg キク科*

別表記;ショクヨウタンポポ*,
       外来種タンポポ種群 Taraxacum officinale agg.*2
小笠原方言;タンポポ。但し、オニタビラコ(Youngia japonica)をタンポポとも呼んでいる。
・日当たりを好み、4月前後に開花、結実後低地では消え、高地では10月頃も開花することがある。
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写真2はセイヨウタンポポ Taraxacum officinale 夜明道路 2015

・原産地;ヨーロッパ*3
・導  入;太平洋戦争(1945)以前の記録は無さそう、小笠原諸島返還(1968)後。
・導入目的;非意図的導入、芝に付いて持ち込まれたと思われる。
・野生化;芝とともに成長開花、芝とその周辺で野生化。夏季の暑さと乾燥により低地では消え、200m~高地では10月頃開花することがある。
・繁殖地;父島*4。場所は桑ノ木山*5、大神山公園(宮之浜道)*6、扇浦*7、奥村、清瀬、国立天文台(VERA)と附近の夜明道路(旭平,夜明平)。
・侵略性;芝の内地から持込自粛により、VERAを最後に持込は抑えられている。それ以前に持込まれた奥村では日陰で繁殖していたが消えたようである。しかし、2015,2016年にVERAと付近の夜明道路で、2016年に大神山公園・小学校前(宮之浜道)、清瀬西バス停附近で5-6月に再確認されている。日本の侵略的外来種ワースト100(Taraxacum spp.)*2である本種の動向は要注意である。

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写真3はセイヨウタンポポ Taraxacum officinale 清瀬 2016

* 米倉浩司・梶田忠(2003-)BG Plants 和名-学名インデックス(YList)
  http://ylist.info (2016年7月24日)
*2 日本生態学会編(2002)外来種ハンドブック
*3 清水建美編(2003)日本の帰化植物
*4 豊田武司(2014)小笠原諸島固有植物ガイド
*5 榎本 敬(1993)小笠原諸島、父島・母島の雑草と帰化植物, 小笠原研究年報16
*6 長島忠義・和田美保(2009.3.19)小笠原植物誌
    http://www.ogasawara-syokubutusi.com/index.htm
*7 環境省自然環境局南関東地区自然保護事務所(2005)参考資料生物種リスト 平成16年度小笠原地域自然再生推進計画調査(その1)業務報告書
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写真4はセイヨウタンポポ Taraxacum officinale 清瀬 2016

※ 学名の表示は属,種小名までとしているが、日本に初めに導入されたものは何か、日本各地に広がっているのは何かで混乱しているようであり、二つだけ表記した。

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写真5はセイヨウタンポポ Taraxacum officinale 大神山公園・小学校前 2016

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写真6はセイヨウタンポポ Taraxacum officinale VERA 2016

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