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ヒメギンネム

タチクサネム Desmanthus pernambucanus マメ科*  別名, ヒメギンネム Desmanthus virgatus*,7

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写真上 ヒメギンネム 全体、中央に莢が見える,父島宮之浜道

本種は小笠原諸島返還後の調査で野生化したものが父島で発見され、ヒメギンネム(Yamazaki 1969)*の和名がつけられ、島内ではこの名が使われている*2,3。
 熱帯アメリカ原産*4、沖縄に1965年頃帰化*5。
  一見木本に見えるが多年生草本、高さ1-2m、株状に枝分かれし白い小さい花を着ける。ギンネム(Leucaena leucocephala)*8を小型化したようで、小笠原諸島ではよく対比できるので標準和名がなじまない。
 導入は「明治38年以前と考えられている。」*2。意図的導入と思われるが不明。諸島内分布は「父島,弟島,母島」*2、硫黄島にもある*6。
  日当たりのよい道路端などに生え、ときに小群落をなすこともあるが、繁殖は旺盛では無い。他の侵略的外来種に圧倒されているように見え、今のところ生態系に驚異を与えるものではない。

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写真中 ヒメギンネム 花と莢[右],父島宮之浜道

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写真下 ヒメギンネム 花と夕方に萎む葉,父島宮之浜道

* 米倉浩司・梶田忠(2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),
http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_main.html(2014年8月23日)
*2 豊田武司編著(2003)小笠原植物図譜増補改訂版
*3 小笠原野生生物研究会(2008)小笠原の植物フィールドガイド2
*4 山崎 敬(1970)小笠原植物目録,小笠原の自然ー小笠原諸島の学術・天然記念物調査報告       書ー 文部省・文化庁
*5 初島住彦(1990)琉球植物誌(追加訂正版)訂正増刷
*6 首都大学東京・牧野標本館(2010)海洋島植物標本データベース
http://wwwmakdb.shizen.se.tmu.ac.jp/makino/home.php
*7 植村修二・勝山輝男・清水矩宏・水田光雄・森田弘彦・廣田伸七・池原直樹編著(2010)      日本帰化植物写真図鑑第2巻
*8 ギンネム
http://boninintroplant.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-36aa.html
注 学名の表示は属,種小名まで。

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