« アメリカシャガ | トップページ | セイバンモロコシ »

アマリリス

アマリリス Hippeastrum x hybridum ヒガンバナ科島名 ヒガンバナ*2

20130329amaririsu


 熱帯アメリカ原産の数種をもとに作られた園芸品*3。「朱赤色花濃淡2種」*2あり、「年代不明先住者輸入携行?」*2とある。現代野生化しているものは朱淡色のものである。父島、母島で野生化し*4、弟島*5にもみられるとある。未だ他の草木の開花の少ない時期に朱色の花塊が目立つ。球根が周囲に少し拡散している程度で、色鮮やかな新しい品種の導入もみられるので人為的拡散も無い。侵略性は低いと思われる。

写真上はアマリリスの開花(父島)

20120414amaririsu

写真下はアマリリスの周囲への拡散(父島)

* 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名?学名インデックス」(YList),http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_main.html(2013年6月11日)
*-2 海洋島植物標本データベース(東大)では1938年採集のものをキンサンジコHippeastrum puniceum(Lam.)と再同定している。当時既に鑑賞、演芸種として多数の品種が導入されていたようである*-2-1。海洋島植物標本データベース(首都大)では2000年採集(延島冬生)のものを掲載しているのでそれに従った。
*-2-1 豊島恕清(1938)小笠原島の植生並熱帯有用植物に就て,農林省林業試験場
*2 川手 文(1911-15)小笠原陸産物誌植物編,東京都公文書館蔵
*2-1 春の彼岸の頃朱色の花が咲き、その後地上部は枯れて無くなるので内地のヒガンバナ(Lycoris radiata)*3を連想させたものと思われる。
*2-2 川手は方言として「ろくわい」も載せているが、蘆薈[ろかい]はアロエを指すので*2-3、不明。
*2-3 日本大辞典刊行会編(1981,1987)日本国語大辞典縮刷版第1版9刷
*3 奥山春季編(1977)平凡社版寺崎日本植物図譜
*4 S.KOBAYASHI・M.ONO(1987)A Revised List of the Vascular Plants and
    Introduced to the Bonin(Ogasawara) and the Volcano(Kazan) Islands. Ogasawara         Research13
*5 和田美保・和田勉之・長島忠義(2009.3.19)小笠原植物誌
 http://www.ogasawara-syokubutusi.com/index.htm

|

« アメリカシャガ | トップページ | セイバンモロコシ »

栽培逸出」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アマリリス:

« アメリカシャガ | トップページ | セイバンモロコシ »