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ヤブツバキ

ヤブツバキ* Cameria japonica* ツバキ科*

Tubaki20100208・本州(青森県以南)、四国、九州、琉球、台湾に分布*。
・明治初期内地及び八丈島から父島に、官民双方で導入されたと思われる。「ツバキ(Thea japonica)効用:油料(果)」*2とある。鑑賞目的とともに、有用種と見ていたようである。0.5-3m高、1-2月の寒い時期に開花する。日陰、半日陰の排水のよい砂地を好み、小笠原諸島の太陽と赤土には合わないようである。栽培放棄され野生化している個体が北袋沢などに見られるが、自生での分布拡大は出来ないようで侵略性はない。オガサワラオオコウモリが花を食べにくる場所もある。戦前の東京府小笠原支庁陳列館(小笠原諸島返還後、東京府小笠原支庁庁舎、後に小笠原総合事務所庁舎となる。)裏に植栽されていた個体が、小笠原総合事務所の移転とともに移植され毎年開花している。

Tubaki20100208_写真上はヤブツバキの花(20100208)小笠原総合事務所現庁舎前
 写真下は同全景
* 佐竹義輔・原 寛・亘理俊次・冨成忠夫(1989)日本の野生植物木本1
*2 豊島恕清(1938)小笠原島の植生並熱帯有用植物に就て


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