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シマサルスベリ

シマサルスベリ、裸ノ木 Lagerstroemia subcostata ミソハギ科

Simasarusuberi 中国大陸、琉球に分布*。裸ノ木[はだかのき]は樹皮が剥かれたように見える*2ことからの方言。小笠原諸島では数少ない落葉樹の一である。
 1908(明治41)年、台湾から造林目的で導入され*3、材が緻密で堅いことから轆轤細工等に使用、又薪炭材とされた*4。湿った土壌の深い場所を好むようで、母島・「船木山の滝」のものは、以前は細かったが今では高木・巨木になりつつある。父島でも1968年返還後も植栽もされ、野生化しており、侵略性のある外来種で要監視種である。リュウキュウコクタン(ヤエヤマコクタン)と同じく、自生地では絶滅危惧種とされているが*5。
写真上はシマサルスベリの開花

Simasarusuberi3 写真中はシマサルスベリの木肌

Simasarusuberi2 写真下はシマサルスベリの落葉
* 佐竹義輔ら編(1989)日本の野生植物 木本2
*2 日本植物画倶楽部(2004)日本の絶滅危惧植物図譜 アボック社
*3 川手文(1911-15)小笠原陸産物誌植物編
*4 豊島恕清(1938)小笠原島の植生並熱帯有用植物に就て 林業試験報告36
*5 矢原徹一監修(2003)ヤマケイ情報箱レッドデータプランツ

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