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セイロンベンケイ

セイロンベンケイ[セイロン弁慶](トウロウソウ[灯篭草])  Bryophyllum pinnatum(Kalanchoe pinnata) 島名ハカラメ[葉カラ芽]、チョウチングサ[提灯草] ナンヨウグサ[南洋草] ベンケイソウ科

Seironbenkei 多肉質の多年生草本、明治後期、南洋航路の中継地だった父島に南洋から園芸種として導入され、野生化*。耐乾性、耐塩性がある故、小笠原諸島の環境に適応し岩場を占拠している。急傾斜の岩場にあった自生の荒原植物(コゴメビエ、マツバシバ、イワヒバなどイネ科、カヤツリグサ科、シダ類)やコケ、地衣類を駆逐したと思われ、侵略的外来種の一つである。しかし、「葉から芽」として土産品や内地で行われるイベントの宣伝物にもなっており、侵略性の認識は大変薄い。それ故近年、同属のコダカラベンケイ[子宝弁慶]やカランコエの流通名のものなどが導入され、一部野生化しており憂慮される。
* 延島冬生(2010)小笠原諸島に侵入している外来植物の現状 植調44-1 (財)日本植物調節剤研究協会

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