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モクマオウ

モクマオウ Casuarina stricta
トクサバモクマオウ(トキワギョリュウ)
 Casuarina equisetifolia  島名モクマオウ メリケンマツ、オガサワラマツ モクマオウ科

Mokumaou_2 中木-高木、明治初期・後期にインドから導入、防潮林、用材として小笠原群島各島に植林された*。乾燥に強い本種は乾性低木林・岩場へ侵入し続けている。落葉(枝)の分解が遅く、空間を含んだ層を厚くつくり、他種の発芽が抑制されている。乾性低木林・岩場ではモクマオウ林に置き換わっているところも目立つ。岩場の窪み、割れ目からも発芽し高木となり急崖地の崩落を引き起こしている箇所もある。世界自然遺産候補地区内では、一部伐採が進められているが、集落周辺では対策がとられないので、拡大し続け父島清瀬都営住宅ではモクマオウ林に囲まれている。材は堅くシロアリにはやや食われにくく、耐水性も強く腐りにくいので伐るばかりではなく、護岸用材などに利用もしたほうがよいと思われる。

Mokumaou_dead * 延島冬生(2010)小笠原諸島に侵入している外来植物の現状 植調44-1 (財)日本植物調節剤研究協会
写真上は都営住宅を囲むモクマオウ林
写真下は2006年台風で倒伏枯死したモクマオウ(2010)

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