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アカギ

アカギ 別名カタン Bischofia javanica コミカンソウ科←トウダイグサ科*

Akagi2 東南アジア原産、明治後期に移出価値のある用材として営林署により導入され、植林された。中高木層をなし、種子生産量は多く、鳥散布され、在来の森林に侵入し、自生植物を排除している。耐乾性が無い本種が繁茂し侵略性を獲得したのは耐陰性があること、標高150m以上の雲霧がかかり易い高さで日陰になり易い場所では定着できること、島の気候への順化に伴う低地への侵出が挙げられる。写真上は三出複葉のアカギの葉

琉球では銘木とされ、首里金城の大アカギは国指定天然記念物とされている*2が、小笠原諸島では最悪の侵略的外来種である*3。太平洋戦争中、旧日本軍が杭などに使ったと思われ、それがあちこちで活着し拡大拠点の一となっている。

Akagi 写真下は父島・夜明山のアカギ並木
* 大場秀章編著(2009)植物分類表 アボック社
*2 http://www.geocities.co.jp/Outdoors-Mountain/1141/C-A-2-040.html
*3 延島冬生(2010)小笠原諸島に侵入している外来植物の現状 植調44-1 (財)日本植物調節剤研究協会

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