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2010年6月

シマグワ

Shimaguwa シマグワ Morus australis 島名カイコグワ クワ科。琉球列島原産、明治中期導入、自生の固有種オガサワラグワは葉が硬く、餌に不適故養蚕のためであった。ハチジョウグワも導入されたが、養蚕は失敗したようである。シマグワの実は甘く、子供たちの大好物で、唇も液果の紫色に染めて食べていた。導入されたクワは鳥やオガサワラオオコウモリなどに種子散布され成長が早く、オガサワラグワとも交雑し分布が拡大している。固有種オガサワラグワの更新を困難にしており、種の多様性、遺伝子の多様性、生物多様性への影響は大の侵略的外来種である。
写真は父島の民家にあるシマグワ

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転載:2010-6-1 雑草の会報告

 アホウドリの講演会と重なり少人数でしたが、会としては新しいもの(写真)があり収穫でした。

外来草本・シダ12種
 ・オオバナセンダングサ(花)[アワユキセンダングサ、ヒッツキグサ=キク科]宮之浜道
 ・アメリカハマグルマ(花)[キク科]清瀬、植栽
 ・チリメンナガボソウ(花)[ホナガソウ=クマツヅラ科]清瀬
 ・シンクリノイガ(穂)[トッツキ=イネ科]大村
 ・スズメノコビエ(穂)[イネ科]聟島
 ・フタシベネズミノオ(穂)[イネ科]聟島
 ・イネ科SP(枯穂)[イネ科]聟島
 ・セイロンベンケイ[トウロウソウ、ハカラメ、チョウチングサ、ナンヨウグサ=ベンケイソウ科]大神山公園
 ・ジュズサンゴ(花、実)[ヤマゴボウ科]大村
 ・シュロガヤツリ[カヤツリグサ、カヤグサ、カサグサ、ヤブレガサ=カヤツリグサ科]大神山公園
 ・アオノリュウゼツラン[マニラ=リュウゼツラン科]大神山公園
 ・ハゼラン(花)[スベリヒユ科]清瀬(写真)、新規
  
外来木本8種
 ・アカギ[カタン=トウダイグサ科]宮之浜
 ・トクサバモクマオウ[トキワギョリュウ、モクマオウ、メリケンマツ、オガサワラマツ=モクマオウ科]清瀬
 ・ギンネム(蕾、実)[ギンゴウカン、ギンゴウカイ=マメ科]清瀬
 ・リュウキュウマツ(枝、松毬)[マツ=マツ科]大神山公園
 ・シマグワ[カイコグワ=クワ科]大神山公園
 ・シチヘンゲ(花)[ランタナ=クマツヅラ科]大村
 ・ガジュマル(実生、組石に着生)[クワ科]大神山公園
 ・リュウキュウコクタン[ヤエヤマコクタン=カキノキ科]宮之浜道

自生草本・シダ1種
 ・オオハマオモト(花)[ヒガンバナ科]大村海岸(写真)
 
自生木本2種
 ・クサトベラ(花)[クサトベラ科]大村海岸(写真)
 ・モンパノキ[ムラサキ科]大村海岸(写真)
 
自生コケ0種
 ・無

自生地衣類0種
 ・無

注1 [ゴクラクチョウカ科←バショウ科]のように科名に←印のあるのは、大場植物分類表 *による変更。
 * 大場秀章編著(2009)植物分類表 アボック社
 【省略】
注2 今回の参考文献
 ・清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七編著(2001)日本帰化植物写真図鑑
 ・豊田武司編著(2003)小笠原植物図譜増補改訂版
 ・奥山春季編(1977)平凡社版寺崎日本植物図譜
 ・清水建美(2003)日本の帰化植物
 ・神奈川県植物誌調査会編(2001)神奈川県植物誌2001
 ・太刀掛優・中村慎吾編(2007)改訂増補帰化植物便覧
 ・延島冬生(2010)小笠原諸島に侵入している外来植物の現状 植調44-1
以上です。

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小笠原野生生物研究会
meil:yaseiken@globe.ocn.ne.jp
http://www10.ocn.ne.jp/~yaseiken/
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