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サンショウモドキ

Sanshoumodoki_2  サンショウモドキ Schinus terebinthifolius ウルシ科
 常緑の小高木、複葉、赤い小さい果実を付けたときが一番目立つ。
  長崎の先の東島の見えるカーブの所に変な木があるとTさんに言われ、2度にわたり駆除されたサンショウモドキが1株残っていた。いつも行っている場所だが見過ごしていた。近くで1株見つけ、12月の雑草の会にも持参・報告したばかりだった*。
 「ブラジル原産、熱帯・亜熱帯に広く帰化」、「ハワイからの荷物にまぎれ入ってきたものと考えられている」*2とある。世界の侵略的外来種ワースト100、要注意外来生物リスト(植物)に上がっている*3。
 「昭和55年当時は、奥村から長崎にかけての都道沿いには、占領中に入ったサンショウモドキ(ウルシ科)が蔓延りかけていた。津山先生の進言で、当時の天野支庁長はじめ自然公園係総出で、これを駆除した。津山先生も参加された。サンショウモドキは長崎周辺、電信山遊歩道沿いに少し残っている。」*4
 「国有林課と野生研の共同事業として伐採を実施し,東京都はこれに自然保護員を派遣し協力するという形で駆除を実施することになりました.最終的に90株を伐採」*5したが、一度入った侵略的外来種の完全駆除は難しい。
* 小笠原野生生物研究会HP「雑草の会報告2010」
http://www10.ocn.ne.jp/~yaseiken/zassou2010.html
*2 豊田武司編著(2003)小笠原植物図譜増補改訂版
*3 環境省(2008)要注意外来生物リスト:植物(一覧)外来生物法
http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/caution/list_sho.html
*4 安井隆弥(2004)津山尚先生遺稿その5 小笠原野生生物研究会ニュースレター21
*5 玉田恒(2006)外来種サンショウモドキ駆除 小笠原野生生物研究会ニュースレター31

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