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アメリカハマグルマ

Wedelia アメリカハマグルマ Wedelia Trilobata[アメリカ浜車] キク科
 昭和年代に父島で野生化していたものは、広がらず細々と個体群をそこで維持していたように見えた。例えば、現電信山職住に改変される以前の軍道上。
 ところが、父島、母島の都道法面緑化などに新たに導入されたものは、繁殖力旺盛で、ツルを伸ばし気根を出し根付き、周辺に侵入・拡大、広く地面を覆いタコノキなどの根本も覆われ、幹に這いあがらんとする勢いである(写真)。地面にある在来種(テイカカズラ、ムニンナキリスゲなど)が駆逐されているし、植物の種子の地面への落下、発芽などの妨げになっている可能性もある。道路などへはみ出してくるものは刈られているが、奥や横に広がるのは放置されていることが多い。影響は、在来の植物だけでなく地表性の昆虫・陸産貝類・土壌動物へも多大であると思われる。管理者の対応が急がれる。
 ちなみに、本種は外来生物法では要注意外来生物リストにあげられており、IUCNの世界の侵略的外来種ワースト100にもなっている。

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