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フタシベネズミノオ

Photo フタシベネズミノオ Sporobolus diander[二蘂鼠ノ尾] イネ科
 細い穂を40-50cmほど伸ばし、やや曲がる。穂がないと気づかれにくい。穂があっても鼠ノ尾のようにはとても見えない。主に父島の道路沿いの隙間から生えているので気をつけていると分かる。戦前は見られず、返還後の調査*でも載っておらず、小林リスト*2に出てくる。小林リストでは、父島の路傍にあり、熱帯アジア、オーストラリアに分布とある。内地には侵入していないようで、多分米軍支配時代(1946-1968)、物資とともにグアムかフィリピンから父島に入ってきたものであろう。その後、近年になって再び分布を広げ、他の島々にも侵入している。この種がどう影響しているのか不明だが、分布を広げていることから今後の動静には気を付ける必要がある。

* 津山 尚(1970)小笠原諸島の植物附録2小笠原島および硫黄島に産する植物の総目録 続小笠原諸島自然景観調査報告書 東京都
*2 Sumiko KOBAYASHI and Mikio ONO(1987) A Revised List of Vascular Plants Indigenous and Introduced to the Bonin(Ogasawara) and the Volcano(Kazan) Islands. 小笠原研究13 東京都立大学小笠原研究委員会

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