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キバナオトメアゼナ

Photo キバナオトメアゼナ Bacopa procumbens [黄花乙女畦菜] 別名 アメリカシソクサ ゴマノハグサ科
 1946-1968年の米軍支配時代、物資とともにグアムから父島に入ってきたものであろう。従来父島では限られた場所(大村、清瀬、奥村、夜明山)で、5―7月頃に発生し、盛夏には消えてしまい、あまり気づかれなかったが近年、分布を広げるとともに発生時期が前後に長期化してよく目立つようになった。榎本敬先生のアメリカミゾホオズキはこれであろう。
 また、母島への侵入は2002年3月までは気が付かなかった。2006年11月には母島ユースホステルの足洗場の芝生にほんのちょっと生えていた。今月、母島小中学校のグランド西側に帯状に広く分布していることに気付いた(写真)。父島母島間の人の動き(靴に付いた土)に連れて母島で急に広まったのであろう。この種がどう影響しているのか不明だが、分布を広げていること、母島にも侵入し拡大していることから今後の動静には気を付ける必要がある。                                              参考文献
 榎本 敬(1993)小笠原諸島、父島・母島の雑草と帰化植物 小笠原研究年報16:3-17
 山崎 敬(1999)キバナオトメアゼナ小笠原に帰化 植物研究雑誌74:256-257
 渡辺清彦ら(1969)図説熱帯植物集成797

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