« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月

キバナオトメアゼナ

Photo キバナオトメアゼナ Bacopa procumbens [黄花乙女畦菜] 別名 アメリカシソクサ ゴマノハグサ科
 1946-1968年の米軍支配時代、物資とともにグアムから父島に入ってきたものであろう。従来父島では限られた場所(大村、清瀬、奥村、夜明山)で、5―7月頃に発生し、盛夏には消えてしまい、あまり気づかれなかったが近年、分布を広げるとともに発生時期が前後に長期化してよく目立つようになった。榎本敬先生のアメリカミゾホオズキはこれであろう。
 また、母島への侵入は2002年3月までは気が付かなかった。2006年11月には母島ユースホステルの足洗場の芝生にほんのちょっと生えていた。今月、母島小中学校のグランド西側に帯状に広く分布していることに気付いた(写真)。父島母島間の人の動き(靴に付いた土)に連れて母島で急に広まったのであろう。この種がどう影響しているのか不明だが、分布を広げていること、母島にも侵入し拡大していることから今後の動静には気を付ける必要がある。                                              参考文献
 榎本 敬(1993)小笠原諸島、父島・母島の雑草と帰化植物 小笠原研究年報16:3-17
 山崎 敬(1999)キバナオトメアゼナ小笠原に帰化 植物研究雑誌74:256-257
 渡辺清彦ら(1969)図説熱帯植物集成797

| | コメント (0) | トラックバック (0)

転載:小笠原野生生物研究会・雑草の会12月のお知らせ

小笠原野生生物研究会のHPがまだ、完全に復活していないので、11月の雑草の会の報告と12月のお知らせを転載します。

#雑草の会 2008-12月のお知らせ

日にち:12月5日(金)
場 所:地域福祉センター 1Fボランティアセンター
時 間:午後7時~8時半

 手ぶらでも、雑草や写真を持ってきても結構です。気軽にご参加下さい。

《2008-11-11 雑草の会報告》
 生の草木、写真を持参した方が何人もあり、初参加、親子参加もあり盛況でした。

外来草本16種
 ・ダンチク(穂)[ヨシニイネ科]長谷
 ・ヒメササキビ(穂)[姫笹黍ニイネ科]宮之浜道
 ・ポトス[オウゴンカズラニサトイモ科]宇宙開発向い 植栽野生化?
 ・ムラサキオモト[紫万年青ニツユクサ科]宮之浜 植栽?
 ・コゴメミズ[ニイラクサ科]奥村廃家電コンテナ
 ・タバコ[=ナス科]宮之浜
 ・ウラジロチチコグサ(ロゼット)[ニキク科]中央山南都道
 ・サンタンカ(花)[三段花ニアカネ科]福祉センター 植栽
 ・センニチノゲイトウ(花)[=ヒユ科]清瀬
 ・メドハギ(実)[=マメ科]清瀬
 ・シマフムラサキツユクサ[ハカタカラクサ=ツユクサ科]清瀬 栽培逸出
 ・シノブボウキ[=ユリ科]小港
 ・トウワタ(花)[=ガガイモ科](写真)東町
 ・セイバンモロコシ(穂)[ニイネ科](写真)小港
 ・タイワンソクズ(花)[ニスイカズラ科](写真)長谷
 ・トケイソウ(花)[トケイソウニ科](写真)

外来木本 4種
 ・シマグワ×ハチジョウグワ[=クワ科]宮之浜
 ・ブーゲンビレア(花)[ブーゲン=オシロイバナ科]宮之浜道、栽培 *新規
 ・ベンガルボダイジュ[=クワ科](写真)小港 植栽
 ・ゲッキツ(実)[=ミカン科](写真)東町 植栽

自生草本・シダ 2種
 ・イシカグマ(=コバノイシカグマ科)清瀬
 ・ケホシダ(=ヒメシダ科)清瀬
自生木本 3種
 ・ムニンイヌグス(蕾、花)[=クスノキ科、固有種]衝立山
 ・オガサワラビロウ(実)[=ヤシ科、固有種](写真)北袋沢
 ・メイジマビロウ(実)[オガサワラビロウ=ヤシ科、固有種](写真)西町 植栽
以上です。

|

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »